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2012年4月 6日 (金)

『天の瞳』

「好きな作家は?」と聞かれたら、迷わず【灰谷健次郎さんとモンゴメリ!】と

答える私paper

私は、読み返す可能性のある本しか手元に残さないので、本棚に入っている

約50冊は、どれも思い入れのあるモノばかりですbook

その中でも、幅をきかせているのは、やはりモンゴメリの〖赤毛のアン〗

シリーズと、灰谷健次郎さんの作品。

それに続くのが、よしもとばななさん、かな。


時間のある、求職中に読もうと思って購入しておいた、灰谷さんのライフワーク

〖天の瞳〗(角川文庫)幼年編~最終話まで全9巻を読み終えました。

どの作品を読んでも、イキイキと描かれている子供たちはshine、〖天の瞳〗も

同様で、主人公の倫太郎と、親友たち。そして、彼らを愛情ぶかく見守る

隣人と、現代の社会を象徴するような、癖のある大人達が登場し、倫太郎が

心身共に成長する過程で、周囲の人たちもそれぞれに変化を遂げる様子が、

魅力満載で書かれています。

私も読書中に、一緒に泣いたり笑ったりしながら、遠くから見守る近所の

オバちゃんのようにして、全9巻を参加させてもらったような気分でしたconfident


この先、倫太郎たちはどんな、大人になっていくんだろう?

最終話で対立していた、不良の生徒と教師たちは、どんなふうに変わって

いくの?

この先、20巻でも30巻でも、倫太郎達の未来を一緒に見ていきたかった

けれども、残念ながら灰谷さんは2006年に他界されてしまいましたweep

最終話は未完で終わっていて、(私は初めて未完作を読んだのですが)

まるで、執筆中にちょっとトイレに立った後、姿を消してしまったかのように、

突然文章が“プツン”と切れていました。

夢中で読んでいたので、唐突なお別れに、心の持っていき場を失って、

しばらく茫然としてしまったほどですtyphoon


灰谷ファンはもちろん、ご本人も完結編をこの世に送り出せなかった事は

心残りなのではと、思います。

いつか私が今生を終えたら、あの世で〖天の瞳〗の続きを読みたいなぁheart02


本は人と同じように、“ご縁”あっての、大切な出逢いだと思っています。

心を豊かにし、後世の子供たちに伝えたいと思う、灰谷さん入魂の素晴らしい

作品たちをありがとうhappy01


「今日も一日ありがとう。」

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