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2012年3月 6日 (火)

DVD鑑賞その3

少し前に観たDVDから、本日は3本の感想を。


Photo 【八日目の蝉】

角田光代さんの原作は既に読んでいましたbook

『映画は原作を越えられない』という通説は、映画はどうしても原作からの

切取り&編集作業になるしhairsalon、読者の思い入れは十人十色なので、

“越えられない”のは当然かつ、仕方のない事だと私は思っています。

しかし、この作品は原作とは少し違った、“一本の上質な作品shine”として

完成していて、たくさんの賞を受賞したのも納得できる一本ですcrown


特に私が驚いたのは、絶妙なキャスティングです。

(↓すでに、ご存知かと思いますが・・・)

・不倫相手の子供を誘拐して育てる希和子役に、撮影当時はまだ子供の

いなかった、童顔で清潔感のある“永作博美”。

・誘拐事件の後、両親との関係を上手く築けないまま大人になった、陰の

ある恵理菜役に、元気な女の子のイメージが強い“井上真央”。

・子供を誘拐され、精神のバランスを失った母親役に、貞淑な妻やデキる

キャリアウーマン役が多い“森口瑤子”。

そして、そして、私が一挙一動を観察してしまったeye

・幼い頃、恵理菜と同様に女性ばかりの宗教団体施設で育てられ、

男性への恐怖心を持ったまま成長した、男性経験のない、内気な女性

千草役に、あのっ!“小池栄子”。

(胸の大きさを隠した服装に、常におどおどした様子で内股で歩く姿が、

千草をよく表現していて、女優の“栄子さん”に釘づけになって

しまいましたgood。)


小説を読んだ後に「私だったら~」と、勝手に役者さんを考えたりする、

妄想人ならではの趣味があるのですがcatface、この成島監督作品の

キャスティングは、私には到底考えつきません。

(「素人と一緒にすんなっpout!」って話ですけど・・・。)

今までの女優さんのイメージを変えた、という意味でも、斬新な感じがしま

したし、小説とはちょっと違ったラストが、また良かったですshine


Erie1 【ぼくのエリ ~200歳の少女~】

レンタル店内でこのDVDの前をウロウロした後、決心して借りてきたのに、

帰宅してから「どうして借りてきちゃったんだろう・・・」と弱気になった一作coldsweats01

ヴァンパイア物で、血がドバッshock!と出て、目を覆いたくなるようなシーンが

たくさんあるのですが、(実際見なかった箇所もアリ)、少年オスカーとエリが

育む友情が切なくて、愛しくて、祈るような気持ちになります。

監督のトーマス・アフルレッドソン氏。

冒頭から、放送事故かと思うような“静寂”を武器にスタートし、

スウェーデンの街に静かに降り積もる<雪の白さ>と、生々しい人間の

<鮮血の赤>を対比させ、視覚に強烈なインパクトを与えるwobbly

そして、オスカーとエリ・二人の未来を、見る側に委ねるラストが、またまた

作品への印象を高め、何ともニクいgood

今後の作品を注目していきたい監督さんだけど、次はソフトな作品で

お願いしますconfident


Jurietto 【ジュリエットからの手紙】

「ぼくのエリ」みたいな、強烈な作品の後は、こんなSweetな映画を

欲してしまいますheart04

ちょうど、インド人のつくる本格的な激辛カレーの後に、マンゴー

ラッシーが飲みたくなるようなもの。(違う?)

【ジュリエットからの手紙】は大方の予想を裏切らないラブストーリーです。

イタリア、ヴェローナの景色がとっても美しくて、一緒に旅をしている

優雅な気分になれますrvcar

嫌なことがあった一日の終わりに、笑顔になって眠りにつきたいなら、

こんな王道のラブストーリーでしょ。

若いっていいなぁ~happy01


「今日も一日ありがとう。」

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